Poems

水と夢

車窓の外
走り去る景色の中に
細い道が一本
緩いカーブで木立を縫って
ドコカナツカシク
(アノ道ヲ歩イテミタイ)

敗走トリップ
おろかしさとしくじりを悔いていた
そんな憂いをなだめるような淡い眠りに包まれると

眠りのトンネルの向こう側にも
ホソミチは続いて
通路(夢の中)
巡礼者を装い祈りながらそぞろ歩む
(デモ一体何ヲ祈ッタノカ、スッカリ忘レテシマイマシタ)
オボロ
ウツラ ウツロ

ホソミチをたどればその先に何が見える?
花伏山? 涙の湖?
振り返れば何が見える?
遠い昔? 零落の泉?

日々はつもる
(ツモリテトオキムカシカナ)
オボロ
ウツラ ウツロ
流れる時に
記憶の輪郭はほどけ
揺らぎながらやがて消えてゆくのでしょう